カナダは世界で2番目に国土面積が広く、自然と都市が共存する国です。バンクーバーはカナダ第3の都市であり、観光や留学先としても人気があります。西部エリアの玄関口となるバンクーバー国際空港は、カナダの主要な国際空港のひとつで、国内で2番目に利用者数の多い空港です。本記事では、日本からのフライトやバンクーバー国際空港の施設・両替に関する情報についてご紹介します。

2025年04月10日時点で、日本からの直行便は、成田空港から2～3便、羽田空港から1便、関西国際空港から1便が運航しています。フライト時間は約8時間～9時間で、便数は曜日やシーズンによって変動する場合があります。航空会社は、日本航空（JAL）、全日空（ANA）、エア・カナダ、ZIPAIRのほか、コードシェア便としてユナイテッド航空やアメリカン航空などを含む、計10社が運航しています。

参考）成田空港公式サイト（出発フライト一覧）
参考）羽田空港公式サイト（国際線フライト）
参考）関西国際空港公式サイト（フライト情報）

バンクーバー国際空港は「シーアイランド」と呼ばれる島に位置しています。中心部からも近く、アクセスの良さが魅力のひとつです。ターミナルは主にメインターミナル（国際線・国内線・米国線専用ターミナル）とサウスターミナルに分かれています。日本からの直行便を含め、基本的にメインターミナルの国際線ターミナルを利用します。空港はシンプルな設計で、国際線・国内線・米国線の各エリアは徒歩で移動することができます。空港内には、先住民族の伝統文化を感じられるトーテムポールの展示や、レストランやお土産ショップなども充実しています。出発までの時間も快適に過ごすことができます。

バンクーバー国際空港の国際線ターミナルには「Ice Currency Exchange（ICE）」という両替所があります。セキュリティチェック前に2か所・セキュリティチェック後に3か所の計5か所に設置されています。バンクーバー市内では、銀行やホテル・両替所で両替が可能です。特に、現地の両替所のレートは他に比べて良い傾向がありますが、店舗によってレートが異なるため、両替前に必ず確認をしてください。バンクーバーはクレジットカードやデビットカードが広く使えるため、最低限の金額を両替しておくと安心です。

参考）ICE Currency Exchange（バンクーバー国際空港公式サイト）

スカイトレイン

バンクーバー近郊と市内をつなぐ自動運転の電車で、無人で運行しているのが特徴です。バンクーバー国際空港から中心部のウォーターフロント駅まで約30分、乗換なしでアクセスできます。乗車券は空港内の券売機で購入可能です。バンクーバーの交通機関はゾーン区分で料金が異なるため、事前にゾーンごとの料金を確認しておくと安心です。

参考）TRANSLINK公式サイト

タクシー

荷物が多い場合や複数人での移動にはタクシーがおすすめです。市内の指定エリアへの移動にはゾーン料金が適用されるため、事前に料金の確認ができます。ゾーン以外の移動はメーター制となるので注意してください。初めての方でも比較的簡単に利用でき、運賃の10％～20％を目安にチップを渡すのが一般的です。

配車アプリ

「Uber」や「Lyft」など、アプリから車を予約するライドシェアサービスもおすすめです。運賃やチップの支払など、すべてがアプリ内で完結します。料金は需要と供給によって変動しますが、タクシーよりも安くなる場合があります。利用前に料金を確認できるため、納得した上で利用できるのも安心です。渡航前にアプリをインストール・登録しておくと、到着後すぐに使えて便利です。

カナダはキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードやデビットカードが主流です。普及率は日本の約2倍といわれ、ほとんどのお店でカード決済が可能です。JCBは利用できない店舗もあるため、VisaやMastercardなどの国際ブランドのカードを用意しておくのがおすすめです。チップや交通費など、現金が必要になる場面もあるため、最低限の現金を用意しておくと安心です。事前の準備をしっかり済ませておけば、楽しい旅行になるはずです。外貨両替マネーバンクでもカナダドルを取り扱っていますので、レートや在庫状況をぜひご確認ください。

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