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イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国からなる連合国です。かつてはEU(欧州連合)の加盟国で中心的な役割を果たしていましたが、ヨーロッパ共通通貨である「ユーロ」は導入せず、独自の通貨である「イギリス・ポンド」を使用してきました。また、現在はEUからも離脱しています。イギリス・ポンドは、米ドル・ユーロ・円に次いで、世界で4番目に取引量の多い通貨とされており、国際的な信頼も高い通貨です。ロンドン中心部の金融街「シティ・オブ・ロンドン」は、アメリカ・ニューヨークの「ウォール・ストリート」と並ぶ世界的な金融センターとして有名です。
イギリスの通貨は「ポンド」または、正式には「スターリング・ポンド」と呼ばれ、通貨コードは「GBP(Great Britain Pound)」や「STG」と表記されます。日本では「イギリス・ポンド」や「英ポンド」と表記されることが多く、両替時にもこの名称が使われます。現在、イギリスで主に流通している紙幣と硬貨は、イングランド銀行(イギリスの中央銀行)が発行しています。かつてイギリスが世界経済の中心地とされていた時代には、このポンドが国際的な「基軸通貨」として重要な役割を担っていました。しかし、第二次世界大戦以降はアメリカの米ドルが基軸通貨となり、現在もその状況が続いています。とはいえ、イギリス・ロンドンは現在でも世界有数の金融都市として知られており、国際的な資本・為替市場の中心地として高い影響力を持ち続けています。なお、現地ではポンドをカジュアルに「クイッド(quid)」と呼ぶこともあります。
イギリス・ポンドには、紙幣が4種類(£5、£10、£20、£50)・硬貨が8種類(1ペンス~2ポンド)あります。2024年からは、国王チャールズ3世の肖像画が描かれた新しいデザインの紙幣と硬貨のデザインが流通を開始しました。2025年06月現在、エリザベス女王が描かれている旧デザインのポリマー製の紙幣や硬貨も引き続き使用可能です。また、イギリスではスコットランドや北アイルランドが独自にポンド紙幣を発行しています。ただし、スコットランド発行の紙幣はイングランドなど他の地域では断られることがあり、北アイルランド発行の紙幣は、原則として北アイルランド内でのみ使用が認められているため、注意が必要です。今回紹介するイングランド銀行が発行する紙幣は、イギリス全土で通用し、国際的にも広く認知されている標準的な紙幣です。
イギリス・ポンドは、すべての紙幣でポリマー(合成樹脂)素材を採用しています。紙ではなく耐久性の高い素材で作られており、水に濡れても破れにくく、長持ちするのが特徴です。また、偽造防止のためのセキュリティ技術も強化されています。ホログラム加工や凹凸加工、UVライトを当てると特定の数字が光るインクなどが使われており、非常に高い安全性を備えています。2024年からは、国王チャールズ3世の肖像が描かれた紙幣が流通しており、肖像以外のデザインやカラー、サイズはエリザベス女王時代のものと基本的に同じです。
裏面には、英国元首相であり、第二次世界大戦を率いた「ウィンストン・チャーチル」が描かれています。背景には、イギリス議会があるウェストミンスター宮殿がデザインされています。また、1940年の有名な演説の一節「私が差し出せるのは、血と労苦、涙、汗だけだ」という有名な言葉も印刷されています。
裏面には、イギリスを代表する小説家の「ジェーン・オースティン」が描かれています。代表作「高慢と偏見」の一節も一緒に印刷されており、英国文学の魅力を感じさせるデザインになっています。
裏面には、イギリスを代表する画家「ジョセフ・ターナー」が描かれています。背景には、彼の代表作のひとつ「戦艦テメレール号」が印刷されており、芸術と歴史が融合した美しい紙幣デザインが特徴です。
裏面には、イギリスの数学者「アラン・チューリング」が描かれています。彼は、第二次世界大戦中にドイツのエニグマ暗号を解読した功績で知られ、計算機科学や人工知能の分野を開拓した先駆者です。「計算機科学の父」や「人工知能の父」とも呼ばれています。
イギリス・ポンド硬貨は全部で8種類あり、すべての硬貨の表面には、国王チャールズ3世の肖像が描かれています。裏面はイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの自然を象徴する動植物のデザインが施されています。
裏面には、ヨーロッパに生息する小型哺乳類「ヘーゼルドーマウス」がデザインされています。
裏面は「赤リス」がデザインされており、イギリスの森林に生息する象徴的な野生動物です。
裏面は「樫の木」をモチーフにしたデザインです。イギリスでは、樫の木は長寿と力強さの象徴とされています。
裏面には、スコットランドの一部に生息し世界最大のライチョウである「オオライチョウ」デザインされています。
裏面には、カラフルなくちばしで知られる海鳥の「アトランティック・パフィン」がデザインされています。七角形の形をしているのが特徴です。
裏面には、イギリスの優先保護種にも指定されている「アトランティックサーモン」が描かれています。自然保護の大切さを訴えるデザインモチーフで、七角形の形をしています。
イギリスに多く生息する「2匹のハチ」がデザインされています。ハチは自然の多様性や環境の大切さを象徴する存在です。硬貨の形は珍しい十二角形で、偽造防止にも役立っています。
イギリスを構成する4つの国の象徴的な植物として、イングランドの「バラ」、ウェールズの「ラッパスイセン」、スコットランドの「アザミ」、北アイルランドの「シャムロック(三つ葉のクローバー)」が描かれています。イギリスの多様性と一体感を表現するデザインです。
イギリスでは、クレジットカードやデビットカードを使ったキャッシュレス決済やタッチ決済が広く普及しています。日常生活では、現金を使う場面は以前よりも減っていますが、現地マーケットなどでの支払いに備えて、少額の現金を用意しておくと安心です。イギリスの紙幣はモデルチェンジが多く、新しいデザインの紙幣が発行されると古いデザインの紙幣が使用できなくなることもあります。
そのため、両替は必要最低限に留めるのがおすすめです。クレジットカードを利用する際は、防犯の観点からICチップ付きのクレジットカードを使用することをおすすめします。また、JCBカードは現地では使える店舗が限られているため、VISAやMastercardなどの国際ブランドのカードを用意しておくと安心です。
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