タイは「微笑みの国」として知られ、穏やかで親しみやすい雰囲気が魅力です。首都バンコクは、インドシナ半島の経済の中心であり、伝統と近代が融合した都市です。タイを代表する寺院「ワット・プラ・ケオ」や、バンコク最古の寺院「ワット・ポー」など、仏教にまつわる豪華な寺院が多く、歴史的建築を楽しめる観光スポットとして人気です。一方で、大型ショッピングセンターや超高層ビルの展望台など近代的な施設も充実しており、世界中から観光客が訪れています。本記事では、バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港へのフライトや施設情報、両替事情についてご紹介します。

2025年04月16日時点で、日本からスワンナプーム国際空港への直行便は、成田空港から7～8便、羽田空港から7便、関西国際空港から4便、中部国際空港から1便、新千歳空港から1便、福岡空港から2便が運航しています。便数はシーズンや曜日によって変動する場合があります。航空会社は、タイ国際航空、日本航空（JAL）、全日空（ANA）、ZIPAIR、Peachのほか、コードシェア便としてバンコク・エアウェイズ、ハワイアン航空、アメリカン航空、アラスカ航空などを含めた、計17社が運航しています。日本からは約6時間～7時間、時差はわずか2時間のため、人気の旅行先となっています。

参考）成田空港公式サイト（出発フライト一覧）
参考）羽田空港公式サイト（国際線フライト）
参考）関西国際空港公式サイト（フライト情報）
参考）中部国際空港（フライト情報）
参考）新千歳空港公式サイト（本日のフライト）
参考）福岡空港（フライト情報）

空港での両替

スワンナプーム国際空港のBフロア地下には、両替所が集中するエリアがあります。空港内では比較的レートが良いとされるエリアのため、到着後に両替を考えている方におすすめです。地下エリア以外にも両替所はありますので、時間に余裕のある方は比較検討するのも良さそうです。なお、店舗によって営業時間が異なりますので、事前に確認をしておくと安心です。

バンコク市内での両替

バンコク市内では、銀行・両替専門店・ホテルなどで両替が可能です。とくに繁華街には多くの両替所があり、一般的に銀行やホテルよりもレートが良い傾向があります。こちらも、店舗によって営業時間や定休日が異なるため、事前の確認しておくことをおすすめします。

ARL（エアポート・レール・リンク）

空港と市内と結ぶ高速鉄道です。料金は15バーツ～45バーツ、全8駅を約27分で運行します。チケットは自動券売機や有人カウンターで購入でき、支払方法は現金のみです。スワンナプーム国際空港は始発駅のため、来た電車にそのまま乗り、目的地で降りるだけとシンプルに利用できます。バンコク市内は電車移動が主流のため、慣れてしまえば行動範囲も広がります。

タクシー

市内中心部まで約30分～60分でアクセスでき、目的地まで直接行けるため便利な交通手段です。乗り場付近に設置された券売機で整理券を発券し、案内された乗り場から乗車します。夜間でも運行しているため、深夜着の便を利用する方にもおすすめです。乗車するタクシーによっては、「クレジットカードが使用できない」「お釣りがもらえない」などのトラブルがあるので、事前に小額紙幣を用意しておくと安心です。

AOTリムジン

スワンナプーム国際空港の公式ハイヤーサービスで、市内へはもちろん、タイ国内各地へ移動可能です。事前予約ができるほか、当日でも空港内のカウンターで申込ができます。車種や目的地によって料金が異なるため、利用前に料金を確認してください。

この数年で都市の近代化が進み、バンコクの中心部や地下鉄などのインフラも整備され、クリーンで快適な都市へと変化しています。タイの物価は首都圏を中心に上昇傾向にありますが、日本と比べるとまだ比較的安く、日本の1/2～1/3程度と考えておくと良さそうです。市内には屋台も多く、本場のタイ料理を手頃な価格で楽しむことができますが、現金のみ対応の店舗も多いため、現金を用意しておくことをおすすめします。外貨両替マネーバンクでもタイバーツを取り扱っていますので、出発前にレートや在庫状況をぜひご確認ください。

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